引き寄せがうまくいかない理由05

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はじめに

お送りしております願望が実現しない理由シリーズ。第5回目の今回は「やり方は何も間違っていないけど、願いが弱いのではないか」という原因です。さっそく考えていきましょう。

 

理由05「叶えるという意志が弱い」

意思により願望を叶えることは、現実を変えることと言い換えることができます。そしていろいろな方のお話を聞いてきた印象として、年齢が若ければ若いほど現実を変えることが簡単なようです。

考えてみれば当然です。私たちを縛り付けている後付けの価値観は、人生のあらゆるもの、こと、情報によって構成されています。ということは、長い時間を過ごせば過ごすほど、人生の固定観念は凝り固まってしまうのです。

これは川の流れに似ています。川の流れの強さは、自分が「人生はこういうものだ」と決めつけてしまった観念、価値観です。「普通に働いて生きる」「嫌な仕事もやらなくてはならない」「宝くじは当たらない」「理想の出会いなどない」「人生には妥協が必要」そんな無意味な固定観念が、急な流れとなってあなたを観念通りの方向へ押し流そうとするのです。

年を取る毎に時間が短く感じるのは、気のせいではありません。あなたは観念に流されているから、いろいろなチャンスを素通りしてしまいます。結果、心に刻まれる情報が少なくなり、心象的な時間が短くなるのです。

子どもの頃は一日が長かったですね。夏休みなんて、いくらでも遊べましたね。これは固定観念が少ないから、人生を決められた方向に押し流そうとする流れが弱いため。ちょっと岸辺に寄り道したり、別の支流に向かったりだって簡単でした。

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いまはどうでしょう? 岸辺にちょっと興味を引くものを見つけました。たとえばいつもの電車の窓から、バレエ教室の看板が見えました。最近体を動かしてないから、ちょっと行ってみようかな。しかしそこに対する否定の言葉が即座に浮かんできます。「俺/私なんかが行って良いのだろうか」「変な目で見られないか」「まったくの未経験だから無理じゃないか」「月謝は高いのじゃないか」「定期的に通うことなんかできるだろうか」いつの間にかあなたは元の生活に戻り、やがてバレエ教室のことは忘れてしまいます。

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そんな物理的な事象を観念的な話に落とし込んだのが、今回の引き寄せがうまくいかない理由です。つまり、瞬間的に強く願っていても、やがて日常の流れに押し負けて、いつもの毎日に戻ってしまうのです。

 

対処05「モチベーションをキープする」

こればかりは、実行する方の強い決意が必要となります。一昨日ご紹介した小さな成功体験の積み重ねなどにより、モチベーションを維持することが必要です。

しかし、少しだけ視点を変えてみればモチベーションを維持する時間を短縮することが可能です。

引き続き川の例で考えてみましょう。

とくに大人の場合は、日常の流れが急なため一時的に引き寄せ熱が高まっても、やがて毎日の流れに押し流されて元の日常に戻ってしまう。確かにジリジリと目標に近づくためには、強い願いをキープする必要がありそうです。

ならば、泳ぎの方を上達させればどうでしょう。一時的に高まる引き寄せ熱。繰り返される日常の奔流であろうと、その一時の熱量で到達できれば万事解決です。

引き寄せにおいて、コツや上達というのはあまりふさわしい言葉ではありませんが、繰り返し願望を実現する人と、なかなか実現しない人がいるのは事実です。その引き寄せ達人に共通する“泳ぎ方”を真似して、日常に流されるより先に達成すれば良いのです。

その“泳ぎ方”とは、自分自身への信頼、つまり「自信」です。

長くなりましたので今回はこのへんで。

次回は、その自信と引き寄せについて掘り下げてみます。

 

 

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