集合的無意識による願いの物質化の工程

f:id:attracted:20170329193938j:plain

はじめに

前回までは集合的無意識の存在場所と存在理由について考えてみました。

今回はそれらを踏まえた上で、なぜ集合的無意識が引き寄せに繋がるか、という点を考えてみたいと思います。

当ブログでも以前に一度、同テーマの文章を書いたことがあるのですが、当時と若干ですが理解の変化が生まれております。よって、改めて考えてみます。

 

思考現実化の工程 

思考が現実化する。そういわれると「思考が具現化・物質化する」という風に捉えがちですが、それは違いますよ、というのが以前の解釈でした。いくら脳内で考えたところで思考がダイレクトに物質化なんてするはずがない、と。

しかし今は、思考は光というエネルギーであり、密度の高いエネルギーは質量に変換されることを考えると、あながちゼロではないのかな、とも思っています。ただし非常に高密度のエネルギーが必要になるため、やはり現実的ではないとは思いますが。

それでは、より身近な解釈でいうなら、思考はどのように現実化するのでしょうか。その秘訣が集合的無意識にあります。人類の叡智、つまり情報です。

 

思考→情報→物質

 

という工程を経るわけです。以前はロレックスの腕時計を例にしてみました。すなわち

①「ロレックスが欲しい」と願う

②「福引で当たる/突然もらう/買うのにちょうど良い臨時収入がある」

 

というドラマチックな現実化だけが引き寄せではありません、ということ。

 

 ①「ロレックスが欲しい」と願う

②ロレックスに関する情報が次々と集まってくる

③その情報のなかで「分割60回まで無金利キャンペーン」をやっていることを知る

④「月々1万円くらいなら捻出できるかも」と考える

⑤ついに購入する決断をする

 

という地味な流れであろうとも、それも引き寄せなのです。だって「ロレックスを得る」という結果は同じなのですから。

そして二番目の②における「次々と情報が集まってくる」部分が、集合的無意識によるものであるというわけです。

もちろん地味な引き寄せばかりではありません。情報のなかには、棚ボタ的に得る方法だってあるかもしれません。さらに大きな願いの場合は、地味であろうとも生活に大きな変化の出る情報があるかもしれません。

生存と幸福が対立しないための願い方

しかし、そんな大きな変化を得るためには、それだけ集合的無意識から大きな情報を受け取らなくてはいけないわけです。

集合的無意識は願いを叶える方法として、日常から変化の少ないことから順に提案してきます。これはあなたの無意識が常に発し続ける「生存」という願いと矛盾を起こさないため。だって昨日も一昨日も生きてきたから今日のあなたがいるわけです。つまり昨日や一昨日と変化のないように生きることが、あなたの「生存」には最も都合が良いわけです。

では、その日常を越えて、大きな変化(の情報)を受け取るためにはどうすれば良いのか。

それは、より強く、無意識に願いを刷り込むことです。叶った気持ちになる。瞑想をする。実際に触れてみる。録音アファをする。もろもろ言われる引き寄せのコツは、すべてこの「無意識に願いを刷り込むため」に存在しているのです。

 

ということを知ったからといって、あなたの引き寄せが劇的に進行するわけではないかも知れません。しかし、なぜそうするのかを知っているだけで、少なくとも引き寄せを継続するモチベーションにはなってくれることでしょう。

 

無意識に、刷り込む。そして集合的無意識からの情報を待つ。

これがあなたが願いを引き寄せる、もっとも効率の良い方法です。

 

 

*****

ランキング参加中

お役にたったら↓クリックお願いします。(別ウィンドウで立ち上がります)

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 引き寄せの法則へ