[引き寄せと科学02]引き寄せと科学のリンク(後編)

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多世界の存在する場所

さて、中間報告の続きです。第4回においては、次元の話をご紹介しました。

[外堀から埋める04]次元論と感覚について - 急がば回る引き寄せの法則

複数の世界が可能性として存在しているなら、それはどこにあるのか。そしてなぜその存在は知覚できないのか。その答えが次元でした。

たとえばパラパラ漫画の主人公に意志があったとしても、彼には次の紙のコマは知覚できません。なぜなら2次元世界の住人にとって、高さという概念自体がないから。どれほど近くにあっても、概念のない方向への知覚は不可能なのです。

そして私たち3次元(あるいは時間を含めて4次元)の世界においては、次の次元の方向は知覚できません。パラパラ漫画の紙のように本当に隣接する場所にあったとしても、それを知ることはできないのです。

それはまるで、私たちが漫画を読むがごとく、上の次元からこちらを見る存在があるかもしれない、ということを、否定する術がないことも意味するのです。

この世界は実験場なのか

続いての回は前回の次元の話を受けて、そこに存在する(かもしれない)高次元存在についてでした。

[外堀から埋める05]観測者という存在 - 急がば回る引き寄せの法則

常に誰かに見られている、というのはあまり気持ちの良い話ではありませんが、あるいはそれが「神」や「創造主」と呼ばれる存在の正体かもしれません。

高次元の存在は、数学理論上は確立されています。よって、存在が確かめられなくとも、否定することはできないのです。

もちろん僕も手放しで「高次元の監視者」について信じるわけではありませんが、このへんを心の片隅に置いておくと、チャネリングなどという話もいきなり笑い飛ばすことにはならないかもしれません。

引き寄せを知る上で避けて通れない「バシャール」や「エイブラハム」という存在も、少し理解しやすくなることでしょう。

科学を知るほどに、その大いなる存在が見える

第6回は少々趣向を変えて、世界的科学者たちの考えをご紹介しました。

[外堀から埋める06]科学者たちの宗教観 - 急がば回る引き寄せの法則

「神はいない」と断じるのは、こと無宗教の方が多い日本では主流となる考えでしょう。しかしその根拠を尋ねられても「論理的にありえない」としか答えられません。

その「論理的」は、本当に論理的なのでしょうか? 事実、世界的な科学者たちの多くは、科学を知るほどに、その裏にある大いなる意志の存在に気づいています。

もちろんそれが「神」という万能の存在ではないかもしれません。しかし、宇宙を知り、そのすべてを解き明かすには、人間はあまりに小さいのです。

大いなる意志があるのであれば、それは私たちにどんなアプローチをしてくれるでしょう。

次回からはまた、科学の話をご紹介しつつ「引き寄せを否定する心」の外堀を少しずつ埋めて行こうと思います。