[引き寄せの方法論]気の流れを実感する

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誰もが知っている「思考の現実化」の例

いい加減に怒られそうなほど遠回りをしてきましたが、本日の記事にはぜひとも実践して頂きたいことがございます。しかし昨日も言ったように、現在ほかのメソッドを実践されている方は、そちらがひと段落してからにしてください。大丈夫、来月だろうと来年だろうと、たぶんそれがあなたに最適なタイミングですから。

と言いつつ、例によって戯言から。

近年猛威をふるうエボラウィルスは、感染からわずか1週間ほどで人間を死に至らしめるそうです。自然界最強とも呼ばれる毒物「テトロドトキシン」は1時間ほど、化学合成されたVXガスは数分で人間の神経を破壊します。怖いですね。

しかし、私たちの身近にも、そんな毒物やウィルスに劣らない存在があることをご存知でしょうか? 誰もが“保菌者”であり、誰もが“陽性”である。わずか2秒で胃壁に穴をあけたという症例も報告される最悪の存在。

そう。それはストレスです。

ストレスとは理想とする心理状態と現状とのギャップが引き起こす精神的緊張、「不快」という心理状態のこと。心理状態とはつまり思考です。マイナスの方向ではありますが、ストレスという思考が現実に影響を及ぼしていることは、現代社会に生きる私たちは皆知っている事実でしょう。「思考は現実化する」という例を、私たちは当たり前に受け入れているのです。

マイナス方向には現実化するのですから、プラス方向の思考だって現実化するのは当然のことですよね。しつこいようですが、思考の持つエネルギーの強さを、いま一度実感してみてください。

「気」という言葉が胡散臭い理由

というわけでダメ押しで外堀を埋めたところで、実践です。

体内を流れる「気」という存在を、考えられたことはありますか? 東洋医学や漢方の世界では当たり前の概念で、気が足りない状態を指す「気虚(ききょ)」という言葉に聞き覚えがある方も多いでしょう。

「気」の概念は西洋医学的には自律神経系(臓器など意志とは無関係に動く部分の神経)という言葉が近いかもしれませんが、自律神経系が医学用語であるのに対し、「気」という言葉にどこか胡散臭さがあることも否めません。しかしかの有名な「自律神経失調症」は、「交感神経と副交感神経のバランスが崩れたときの症状」という曖昧な定義しかなく、「気」と同様に明確な根拠を持って(つまり再現性や因果証明の実験)で証明されているわけではありません。

では日本で「気」や「気功」という言葉に胡散臭さを覚える人が多い理由はなんでしょうか。これは信仰宗教や詐欺まがいのパフォーマンスに「気功」が用いられることが多いためだと思われます。ヒゲ生やして気のパワーが云々といっているあやしい人、何人も浮かびますよね。

しかし逆に考えてください。信者を獲得したい新興宗教や信頼を得たい詐欺師が「気功」を利用すること、それはつまり「気功」自体が確かに存在するからではないでしょうか? 確かな存在を利用して、不確かな観念を信じさせる。詐欺師の常套手段じゃないですか。

事実、かつて中国政府は「気功」の一種である「法輪功」を推奨していましたが、1999年に突然、禁止・弾圧の方向に転じました。その理由は「法輪功」の支持者がわずか数年で中国共産党の人数を上回ってしまったから。根拠なく、実感もできず、効果もないものに、果たしてそれほどの支持者が集まるでしょうか?

「気」の存在を確信する方法

なんて、今日も長々と理屈を重ねてきたことには理由があります。

このブログで何度も何度も言っていること。確信の元になるのは体験だけです。中国共産党の例や西洋医学との類似などといった屁理屈は、実体験の前では大した意味もないのです。

だから体験しましょう。

今じゃなくて良いです。今日の夜、寝るときに少しだけやってみてください。

  1. 横になる
  2. 右の手のひらの中央の窪みを、右耳の後ろの頭蓋骨の出っ張りに添える
  3. 左の手のひらの中央の窪みを、左の腰骨の出っ張りに添える
  4. 右足を曲げて足の裏の土踏まずを左膝の横の出っ張りに添える
  5. リラックスして気の流れを感じる

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5分ほどしたら、今後は手足を反対にしてみてください。どうでしょうか? 気の流れを実感できるのではないでしょうか?

東洋医学的に「気」は体の中を循環するエネルギーの流れです。基本的に循環していますが、やはり体の末端に行くとその場に沈殿したり、流れ出てしまったりするエネルギーもあります。それを体の重要部分を物理的に接触させることで循環の道を作り出してあげると、心地よいエネルギーの循環が起きるのです。

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はい、いま心地よいと書きましたね。なんで心地よいのか。誰かに「これが心地よい感覚だよ」と教えられたわけではありません。つまり後付けの価値観の出る幕ではありません。この感覚と、そして確かに体のなかを流れているエネルギーを実感することが、深層意識に願望を刷り込む切り札をなるのです。と、僕は思うのです。

次回に続きます。

 

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