はじめに
はい。そういうわけで、昨日の続きです。
お約束した通り、昨夜寝る前に虫動画を見てみました。キライな人も多いでしょうからリンクは張りません。『世界虫王決定戦2nd オオスズメバチ対デスストーカー』という動画です。デスストーカーやばい。あとインドネシアの悪霊こと、巨大肉食コオロギ・リオックの攻撃力がエグい。そんな感じの動画です。
これをはじめ、スズメバチ系の動画を寝る前10分間視聴し、視聴終了後は何もせずにすみやかに眠りに付くという実験でした。
結論、スズメバチがっつり夢に出てきました。
今夜は好ましい方の夢を見る実験に移る予定ですが、すでにお気づきのように、たとえば寝る直前に肌色成分の多い動画を見ていても、それが夢に出てくることはあまりありません。
夢のメカニズムの仮説
というわけで、本日の実験結果を待たずに、次なる仮説を考えていこうと思います。
[仮説02]心理的インパクトの違い
「印象づける」という英単語「impress」は「im(=内側に)」+「press(=押し付ける)」という部分から成り立っています。印象とは、つまり心に押し付けられて刻まれる焼印のようなもの。その押し付ける強さに違いがあることは想定できます。たとえば好き嫌いを表す心理状態に以下のような段階があったとします。
この強弱の違いが夢の内容の違い。虫は嫌悪、一方で望む夢は親愛くらいの段階だから夢に出るほど意識に刻まれない。という仮説。
これも引き続き実験して、結果をお知らせしていきます。
[仮説03]本能とのリンク
スズメバチや蜘蛛には毒があり、それを避けるための本能として忌避する。それは当然の帰結です。集合的無意識が種の保存のために、人体に害をなす存在に本能的な嫌悪感を持たせる。だから生まれて初めてスズメバチを見た人でも、なんとなく嫌悪感がある。もちろんスズメバチ駆除を生業にする方も、食用にする方もいるから、一概にはいえません。しかし、人間の奥の方にそういう本能があるとします。
私たちの意識は、日頃いろいろなことを考えています。本能(=深層意識)もいろいろな方向性を持っています。
あるときにその方向性ががっちり重なった時、たとえば
本能「虫は危険」
意識「虫きもい」
と同調したときに、大きなエネルギーを生むというのはどうでしょうか。
これもあらためて検証する必要がありそうです。
[仮説04]そもそもネガティブイメージの方が強い
こうなるともうお手上げになるのですが、マイナスの観念の方が無意識に刷り込まれやすいというのも、無視できない可能性です。虫だけに。しかしこれが真だとすると、潜在意識に刷り込む引き寄せの難易度が上がります。せっかく良いことを引き寄せていても、悪いことが上書きされてしまっては、三歩進んで二歩下がることになりかねません。検証が難しい部分ですので、いったん保留。ほかの可能性から見ていきます。
[仮説05]記憶/感情とのリンク
個人的に一番有力と思っているのがこちらです。記憶/感情とのリンク。スズメバチも蜘蛛も以前に見たことがあります。そしてそのときに「きもちわるい! こわい!」という非常に激しい感情の波があったとします。そして映像を見た時、脳のデータベースから記憶とともに感情が呼び起こされたのです。
ソースのない話で恐縮ですが、以前なにかで超能力者が「記憶よりも意思、意思よりも感情が読み取りやすい」という話をしていました。感情とは、強い心の動き。それが深層心理に働きかけたということは十分に考えられそうです。
これもまた検証して改めてお知らせいたします。
本日のまとめ
というわけで、「嫌いな虫は出てくるのに、気になるあの子は夢に出てこない」という青春ぽい話からスタートした今回のお話ですが、少し検証結果がまとまってから改めてお知らせしていこうと思います。
しばしおまちくださいませ。
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