引き寄せにおける好転反応

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はじめに

前回までお話した「お金の引き寄せ」をはじめ、僕の身の回りにも引き寄せを実践している人が意外と多く存在します。とくにここ1~2年、「引き寄せ」という言葉の知名度は劇的に上昇している気がしますね。

で。僕も時折、そういう知人の相談に乗ることがあるのですが、そこに印象的な話があります。それが「かつて一度引き寄せを実行したけど効果がなく諦めた。最近またやりはじめたら効果が出た」という話。

一人だけではなく、複数から同じような話を聞くと、ここに何か理由と引き寄せの秘訣がある気がしてきますね。

そこで今回からは「引き寄せを一度諦めて、時間をおいて再挑戦した人に効果が出る論」の考察をしてみたいと思います。

好転反応とは?

好転反応という言葉はご存知でしょうか? 考察といっておきながら、いきなり最有力の可能性なのですが「一度諦めて、再挑戦で効果」の原因のひとつに、この好転反応がありそうです。

好転反応とは主に漢方や整体、持続的食品療法などで使われる言葉。健康/正常になる過程で、一時的にベクトルが逆方向に振れることを指す言葉です。

たとえば無添加の石鹸で洗顔することで、肌本来の回復力を高めようという場合、一時的に吹き出物などが目立つようになり、その後、急速に肌が回復することがありますね。

あるいは整体で体の歪みを矯正すると、体内の老廃物が排出され、発熱、頭痛、関節痛などを引き起こすこともあるようです。

良くなる過程で、一時的に悪くなる。これを知っていれば、効果が出ていることを実感できるのですが、知らないでいると「効果が出ないばかりか、悪化した」と思ってしまい、その(効果が出ている)療法自体を辞めてしまうこともあるでしょう。

心の好転反応

さて、もうおわかりですね。引き寄せにおいても、この好転反応が起こりえます(ない人もいます)。では、引き寄せにおける好転反応は、どのような形で表れるのか。

引き寄せとは、変化を求めること。そして好転反応の定義が「一時的に逆のベクトに振れる」という前提を考えれば、答えは明白。つまり、気持ちが無変化の方へと流れるのです。そしてその際に表面に見えるのは不安という感情です。

思い当たることはありませんか? 引き寄せを実践しているとき、不意に「こんなのあるわけない」という不安が浮かぶこと。こんなことに頼ってていいのか。少なくとも昨日までは生きてきたんだから、昨日の状態に戻ればいい。何も変えないことがベストだ。そんな感情が、とめどなく溢れ出してくるのです。

この不安に負けて、引き寄せを諦めてしまう人が、とても多いように思います。あと一歩のところまで来ているのに。

そして、引き寄せを諦め、日常に戻る。すると、心の進行方向とのギャップによって生み出されていた好転反応は鳴りを潜めます。なんとなく安心しながら、昨日までと同じ毎日を過ごします。

しかしやがて時間が経つと、やっぱり毎日への不満が高まり、ふとまた引き寄せを思い出す。そして、思い出しながら、あるいは本棚から本を引っ張り出して再び引き寄せを実践する。そうすると、今度はあっさり叶ってします。それはそうでしょう。だって前回の引き寄せで、願いはもう目の前まで来ていたのですから。

つまり、時間をかけずに願望を達成したいなら、好転反応に負けず、いやむしろ好転反応があることを、願望へ近づいているという喜びに変えることで、引き寄せを続けることが大切です。

 

 

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