お金を引き寄せる1週間チャレンジDAY3

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お金を引き寄せるステップ3日目

昨日は映画「4月6日」の瞑想(妄想?)をして頂けましたか? そして今日はどんな1日でしたか? 昨日思い描いたポジティブな気持ちが少しでも生まれませんでしたか?

この調子で続けます。今日は待ちに待ったあの名作の続編、「4月7日」です!

ステップ1

今日も昨日の想像と同じだったこと、違ったことといろいろあると思います。スマホのメモ帳でもチラシの裏側でも構いません。想像と一致したできごと、会話、食事、天気、そして感情。それらをまずはチェックしつつ、今日の続編の案を練りましょうか。

ステップ2

では、いつもの瞑想です。映画「4月7日」は、大好評につき大幅なアレンジでお送りしましょう。なんと今日は友情出演のキャストが登場します。

誰でも良いです。誰かポジティブな気持ちを持つ相手。その人が、今日あなたが過ごした4月7日にひょっこり登場します。

どこに出てくるでしょうか? 朝の電車のなかでばったり会う? それともランチタイム? あるいは家に訪ねてくる? どのようなシーンでも構いません。友情出演の方は、本来いなかったあなたの今日に顔を出すのです。

もちろん、会話もあります。どんな会話をしたんでしたっけ? 集中して思い出してください。あなたの映画「4月7日」には、確かにその人が登場するのですから。

ステップ3

さて、そんな予想外のキャストの登場で、あなたはどんな気分になったんでしたっけ? しっかり思い出してくださいね。うれしい。楽しい。わくわくする。ムラムラする。なんだか良い気分になったんですよね。もちろん映画「4月7日」の話ですよ。

さて、シリーズ3作目を迎えた自分映画。だんだん本当の1日とは離れてきますが、別にいいじゃないですか。主演も監督も脚本も、ぜんぶあなたなんですから。

ポジティブなシーンも多くなってきましたね。なんだか寝る前の瞑想が楽しみになってきていますね。

でも名残惜しいけど今日はこのへんで。

おやすみなさい。

お金を引き寄せる1週間チャレンジDAY2

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お金を引き寄せるステップ2日目

昨夜はきちんと瞑想して頂けましたか?

昨日一日のオリジナルVerとアレンジVerの再生もしましたか?

その再生のなかにあった出来事、行動、感情が今日の生活に表れませんでしたか?

ステップ01

昨日一日を思い出して瞑想したのですから、今日それに似たことが起きても「そんなの当たり前だ」と思うかもしれませんね。

でも、なんで当たり前なんでしょうか?

あなたは自分の意志で生きている。あなたの前に無数の選択肢が存在している。しかし今日は、あなたが昨夜想像したことが起きた。

それは、あなたがそんな「今日」を引き寄せたからです。

思考は現実化する。昨夜あなたが頭のなかに描いたことが今日起きたなら、それはあなたの思考が現実化したのです。なんの矛盾もないじゃないですか(ドヤ顔)

というわけであなたは思考の現実化を体験しました。スマホのメモ帳で構いませんから、昨日の想像と今日の現実で一致したことを書き記しておいてください。書きましたか?

ステップ2

では今日もやっていきましょう。はい瞑想です。

でも映画「4月6日」はオリジナルVerは割愛しましょう。その代わり、アレンジVerをもっと長めに見てみましょうよ。

基本の流れは変えませんよ。舞台はあなたが体験した4月6日。キャストもあなたが会った人たち。でもしなかった会話はしたことにしても構いません。食べなかったものを食べたことにするのも、見なかったものを見たことにするのも、言われなかったことを言われたことにするのも。主演はあなたですから、シーンの変更は簡単。客観的に、映画を見るようにですよ。

ステップ3

さあ、追加シーンがいろいろ増えた映画「4月6日」。今度はそこにそして昨日と同様、前向きな感情を付け加えてください。

映画で、あなたが主演ですよ。うれしいときのアクションてどんな感じでしょうかね? 飛び跳ねて喜ぶのはやり過ぎです。だって、現実に起きたことに対しては、あなたはもっとスマートに対応するはずじゃないですか。心の内側ではうれしい。でも大げさな演技はいけない。さりげない仕草が腕の見せどころです。

さ、今日もこんなところで良いかな。

おつかれさまでした。おやすみなさい。

 

お金を引き寄せる1週間チャレンジDAY1

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はじめに

体験のためには確信が必要で、確信のためには体験が必要。そんなタマゴかニワトリかみたいなパラドックスが、昨日の話でした。

もちろん方法はあります。

というわけで今日からは実際の引き寄せにチャレンジ。ご自身で体験して頂くことで、少しずつ確信を深めていきましょう。

望みは何でも構いませんが、一応、成果がわかりやすいお金にしておきましょうか。それから話の都合上、できれば水曜日にスタートしてください。

お金を引き寄せるステップ1日目

ステップ1

はい瞑想です、瞑想。できれば今日寝る前に10分だけ瞑想してください。

たしかに昨日、意識的な行動、面倒なことはしなくて良いと言いました。しかし瞑想は行動ではなく、思考(のための準備)です。お願いだからやってください。

瞑想の方法はこちら参照

attracted.hatenablog.jp

あまり難しく考えず、楽な姿勢で、深く呼吸するだけで大丈夫です。ただし呼吸はお腹から。ハァーーーと胸から吐く呼気はため息です。ホォーーーと腹から吐く呼気は安堵の吐息です。腹から息を吐くのはそれだけで心地良い気分を促します。

ステップ2

深い呼吸で気分が良くなったら、次に思考の焦点を決めます。しかし、ここではまだお金のことではありません。急がば回るのです。

まず今日、思考を定めるのは、今日一日のこと。

朝起きてから支度して、駅に向かって、電車に乗って、会社や学校に出かけて、ランチを食べて、また戻って、帰宅して、夕飯食べて、誰と話して、何を思った。今日一日の内容を、なるべく詳しくトレースしてください。

難しく考える必要はありません。ただ今日一日をなぞるだけ。ただし、できれば映画を見るように、あなたの行動を客観的に鑑賞してください。主演あなたの映画です。

しかし、なるべく詳しく思い出しつつ、再生は早送りで。5分くらいかければ十分です。

ステップ3

さて、先ほど再生した映画。タイトルは「4月5日」、主演はあなたです。さらに監督・脚本もあなたです。

映画は大好評につき、もう一度上映されます。一回再生したばかりなので、たぶんさっきよりスムーズでしょう。

でもまったく同じ内容じゃつまらない。監督・脚本もあなたですから、ちょっとだけ内容をアレンジしちゃいましょうか。ちょっとですよ。

朝食はパンだったけど、今度は和食にしてみましょうか。一本早い電車に乗ったり、暖かい気温にしたり、ネクタイやスカートの色を変えてみたり。通り道の桜は、もっと咲いている。同僚やクラスメートとしなかった会話をしてみる。それから今日は持たなかった良い感情をもってみる。桜が綺麗。話して楽しい。ご飯がおいしい。天気が気持ちいい。

どうでしょうか? アレンジしたバージョンの映画は、ちょっとだけ本物の今日よりも素敵になるのではないでしょうか?

はい、そこまでやったら今日は十分。おつかれさまでした。まだ夜は冷えるので、あったくしておやすみなさい。

 

 

引き寄せのプロセス

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はじめに

ジェロラモ・カルダーノという人物をご存知でしょうか?

16世紀イタリアの数学者で、三次方程式の根の公式、四次方程式の解法を示した功績で知られています。また同時に占星術師(現在の天文学者+占い師)でもありました。

そして数学上の功績以上に知られるカルダーノの生涯。彼は占星術により自らの死期を予言していました。そして、その予言の日に、自ら命を絶ったのです。

結果的に、彼の予言は当たったのです。

さて、この話を聞いて、どう思いますか?

どこか切実で、真摯で、そしてあまりにバカバカしい結末。

しかし少なくとも、運命は自分で決めるものということを証明してくれている気がしませんか。なにも死ぬことはないと思いますけどね。

引き寄せのプロセス

というわけで、なんとか50記事目となりました。急がば回り過ぎた引き寄せの法則。ここまで積み重ねてきた屁理屈を元に、そろそろ実行に移っていこうかと思います。

そして例によって、方法について考える前に、改めて引き寄せのプロセスを確認しておきましょう。

なお、僕は引き寄せに関しては、意識的な行動は必要ないと考えています。引き寄せる流れのなかで、したいことはすれば良いし、潜在意識と調和が取れていればあなたの意識が働くまでもなく、行動は起こるはずです。

つまり重い腰を上げて、いやいやながらに、面倒だけど、やらなくてはならないような行動引き寄せとは無関係ということです。

はい、それでは引き寄せのプロセス確認です。

 

①深層意識で望む

②実現する

 

以上です。

本当に手抜きじゃないです。これ以外に何もない。

たとえば下記の記事で言及したように、思考が思考を呼び寄せる流れや、物質化する原理などはあります。

attracted.hatenablog.jp

 

しかし、これらは確信のための道具でしかありません。本当に深層意識に届くならば、余計な知識などなくていい。

引き寄せに必要なこと

なくてもいい、などと言ってしまいましたが、それでも長々とご説明してきたのは、引き寄せを遅らせる邪魔者の存在のため。

それが後付けの価値観(固定観念、社会常識、エゴ)でした。

それらの妨害を切り抜け、思考が無事に潜在意識まで届いたらあなたの勝ち。「そんなのあるわけないよ」という観念に押し切られ、元の日常に戻ってしまったらあなたの負け、エゴの勝ち。とてもシンプルなルールです。シンプルでフェアです。

フェアな勝負ではありますが、あなたを勝利に近づける心強い助っ人がいます。その助っ人が「確信」です。「確信」はあなたの思考を潜在意識まで、ひとっ飛びで連れて行ってくれます。

しかし「確信」はレアキャラなので、なかなか出てきてくれません。当ブログの存在意義も「確信」の出現のお手伝いではあるのですが、それだけで足りません。

なぜなら「確信」の出現条件はあなたの体験だけだから。

というわけで、まとめます。

 

①潜在意識で望む

ただし後付けの価値観という邪魔者がいる。そいつを避けるためにはレアキャラ「確信」の召喚が大切。

①’「確信」召喚のためには体験が必要

①’’体験により「確信」が生まれ、潜在意識に望みが届く

②実現する

 

さっきよりちょっと手順が増えてしまいました。そして当然湧くべき疑問もあります。それは、

体験によってしか確信が生まれず、その手順なしに現実化がないなら、はたして最初の体験はどうやって創造すればよいのか?

という疑問。

そのへんを含めて、明日から具体的な手順について考えていきます。

また屁理屈で終わってしまいました。すみません。

 

 

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1分で自己の存在を確認する方法

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はじめに

ここ2回は、非常に退屈な哲学的な話になってしまいましたが、今回は大丈夫です。たぶん。そんなわけで今回は、すぐに効果が実感できる方法について考えてみます。

後付けの価値観を手放す実践的アプローチ

変化を望む時、つまり引き寄せの劇的な効果を望むときに、「常識的に考えて」という後付けの価値観が邪魔になる。だから、自己を拡大してあらゆる可能性に焦点を当ててみよう、というのが前回までの哲学的アプローチでした。

今回は即物的、実践的アプローチです。さっそく考えていきましょう。

方法は、またもや瞑想です。いや、瞑想というとちょっとめんどそうなので、「自分発見1分チャレンジ」とでもしておきましょうか。

まず、楽な姿勢になってください。普通に楽なら大丈夫です。ソファでも、デスクチェアでも、床でも。このままもう少し読み進めてくださいね。

さあ、楽な姿勢になったら、目を閉じて、思考をストップしてみてください。何も考えない! 無です、無。難しければ、ゆっくり7秒かけて息を吸って、7秒かけて息を吐くようにして、その呼吸に集中してみてください。

とりあえず1分。吸って、吐いての呼吸を4回分くらいです。

はい、スタート!

 

 

 

はい、お疲れ様です。

呼吸に集中できましたか? そうは言っても、やっぱり余計な思考が湧いてきちゃうものですよね。「あの書類、明日までに仕上げないと」「夕飯は何にしよう?」「昨日怒られたけど、何もあんな言い方しなくても」「今月のカードの引き落としいくらだっけ?」「瞑想なんて本当に効果があるのかな?」

思考はオートマチックに、じわーっと浮かんできてしまいます。あなたが止めようとしてるにも関わらず。大丈夫、それはとても当たり前のことですから。

 

じゃ、今度は浮かんできた思考を、観察してみましょう。思考に対して「そうそう、そうなんだよ!」と深追いするのではありません。ただ浮かんできた思考に対して、「あ、また思考が浮かんでるな」と、ただ観察するのです。

では、もう1分。思考を観察しながらね。

はいスタート。

 

 

 

はい、お疲れ様です。

思考を観察しましたか? 止めようと思っても勝手に浮かんでくるんですよね。困ったものですよね。ところで、

 

いま浮かんだ思考を観察していたのは、誰ですか?

 

自動的に浮かんでくる思考を、客観的に観察している存在。それは、あなたです。

つまり浮かんできた思考はあなたではありません。観察していたのが、あなたです。

思考と自分は同一ではない

これが後付けの価値観、つまりエゴの巧妙なところです。あなたの思考はあなた自身とは別物なのに、思考=自分自身と思い込ませてしまう。

たとえば恋人と別れたとしましょう。

あなたは悲しい。食事も喉を通らないほど落ち込む。それはなぜか?

それは恋人と過ごした時間を、一緒に行った旅行、楽しい会話、ご飯を食べたこと、愛してくれたことを、あなた自身と同一視しているからです。間違えないでください。それはあなたの思考であり、あなた自身ではありません。だって、さっき勝手に湧いてくる思考を、あなたは客観的に観察したじゃないですか。

あるいは子供の頃、大好きだったおもちゃが壊れたとき。もしかすると泣き喚いたかもしれません。おもちゃ自体の存在価値に関わらず、大きな喪失感を持ったことでしょう。これも同様。あなたはおもちゃを(または所有することを)自分自身と同一視していたのです。

これが自我の拡大です。とくに子供の場合は、自分自身と対象の境界が曖昧で、所有物と自分を同一視します。人形遊びは、その典型です。

もちろん大人になっても自我の拡大は起こります。良い車に乗りたい、良い時計をしたい、というのも、高級品を持つことで自分の価値が上がると信じるから。つまり物と自分と同一視しているのです。

先日の三角コーンの例のように、自我の拡大は物事の見方を固定してしまいます。自分が思考に乗っ取られてしまえば、思考によって、つまり既成概念によってしか物事が判断できなくなってしまうのです。

これを防ぐために、さきほどの「思考を観察する」という練習を繰り返す必要があります。思考を観察する自分、つまり本当の自分を認識すればするだけ、あなたの本質は確立され、より強固な存在となるのです。

というわけで本日は、思考と自己の分離について。またもや若干、哲学チックな話になってしまいました。

僕もいい加減飽きてきたので、次回からは具体的な引き寄せ方について考えてみようともいます(予定)。

 

 

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宇宙は自分自身であるという哲学

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はじめに

前回は対象を多角的に捉えるためには、自己の拡大が必要という話でした。ここで間違えてはならないのは、自我の拡大ではなく、自己の拡大という点。自我を抑制するために自己を拡大するのです。哲学です。

自分の観測位置を変えるだけでは、物事の異なる側面を見ることはできるけれども、その一側面がすべてになってしまう。昨日の三角コーンの例でいうなら、横から見ていて三角だったものが、自分が上から見下ろして見たら丸になる。しかし今度は「丸いもの」という単一の判断になってしまうよ、ということです。

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複数の側面を同時に見るには、自己を拡大するしかないということでした。

でも、本当にそうなのでしょうか? 例えば自分を可能な限り拡大したとして、裏側を同時に見ることはできないような気もします。

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上図のようなイメージです。いくら拡大しようとも、死角というものは存在しそうな気もします。

自己の拡大の実践

ここでひとつ考えてみましょう。

いま、みなさんが居る地球上の位置から、ちょっと上昇してみましょう。もっと上です。大気圏を飛び出して、宇宙空間へ。月の近くまで行ってみましょうか。暗い宇宙のなかにポツンと浮かぶ美しい地球、きっと以前に写真で目にしたことがあることでしょう。

今度はもう少し離れてみましょう。太陽系には太陽を中心に、8個の惑星が公転しています。赤く燃える太陽と、その周りに浮かぶ惑星。これもモデルなどで見たことがあるでしょうか。

今度はさらに遠くまで飛び出して、私たちの居る天の川銀河を想像してみましょう。ぼんやりした渦のような形の銀河が浮かびますね。太陽系の直径は約3光年、天の川銀河の直径は約33万光年。銀河のなかで太陽系は、小さな粒のような存在です。

まあこのへんで良いでしょうか。

さて、あなたは今、途方もない大きさの宇宙を心に描きました。つまり、あなたの心(≒思考)は宇宙が入りきるだけのサイズがあるわけです。

「ただ想像しただけだ」なんて思いますか?

でもさっきから出てる三角コーンだって、想像しただけじゃないですか?

あなたの意識が拡大して、そのなかに三角コーンがある。だから裏側だって見ることができるのです。

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宇宙と自己の同一視

あなたは宇宙に行ったことがないのに、宇宙を思い描いた。

つまりあなたの宇宙は、あなたの心、意思、思考、記憶が存在させている。

そこに存在する物質もまた、あなたが存在させている。

なぜなら物質は宇宙の一部だから。

そして、あなた自身もまた、物質である。

つまりあなたは宇宙そのものである。

 

もちろん「あらやだ、私、宇宙だったの?」とワイドショーの不倫報道のようにあっさり理解できる話ではないでしょう。

しかし、この思考こそ、論理的思考を重ね、深い知見を得た科学者たちが最後に行き着く、哲学的思考なのです。多くの宗教が説く教義も、掘り下げるとこの思考に行き着きます。

繰り返します。

あなたの宇宙は、あなたが存在させている。

そのあなたもまた、宇宙の一部である。

つまりあなたが常識であると考えている後付けの価値観も、

あなた自身が存在させている。

ならば存在させないと決めれば、その存在理由はなくなる。

すべての決定権は、あなただけが持っている。

 

 

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[退屈注意]哲学的に考える多角的な思考

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はじめに

まずお詫びしておきます。本日のお話は自己の本質と拡大の前提となる、やや哲学的な内容となります。ぶっちゃけて言うとつまらないです。しかし、後付けの価値観の手放し方の前提となる話でもあります。流し読みでも構いませんので、さらっと見ていただけると幸いです。

レッテルによる分類

さて人間が生存確率を上げる為に前例のデータを集め、分類する。それが後付けの価値観のひとつでした。もちろん、直接的に人の生き死にに関わることだけではありません。あらゆる事象を分類し、過去のデータに当てはめて理解しようとする。それが人間という社会性のある生き物の特徴です。

たとえば小学校の担任の先生を思い出してみてください。小学生というクラスの中にたった一人だけ存在する大人。その判断、言葉は絶対的であり、自分の人生に多大な影響を及ぼし得る存在だったかもしれません。

しかし、自分が当時の先生と同じ年齢になってみると、大人という存在が決して絶対的でないことに気づくことでしょう。先生だって悩み、葛藤し、煩悩を持っています。なんなら恋人の前では赤ちゃん言葉かもしれません。

しかし私たちは「先生」という分類をすることで、その別の側面を見ないようにしていたのです。会社の上司や同僚、家族、あるいは男女という性差さえ同様です。

あるいはこんな例はどうでしょう?

ウスターソースを醤油差しに入れて、ついでに「醤油」と書いたラベルを貼っておきましょう。さあ、今夜はトンカツです。しかし冷蔵庫にソースが見当たらない。あなたは面倒だけど、コンビニまでソースを買いに出かけます。目の前のテーブルの上に、(醤油差しに入った)ソースが置いてあるにも関わらず。

醤油差しには醤油が入っているという価値観が、あなたに不要な労働を強いるのです。

では、どうすれば良いか? 毎回目の前のすべてを疑えというわけではありません。醤油でトンカツを食べろというわけでもありません。

観測位置による認識の変化

また違う例で恐縮ですが、工事現場の三角コーンを思い浮かべてください。

三角コーンというくらいだから、三角ですね。正式にはロードコーンというようです。初めて知りました。とにかく三角なわけです。

しかし、真上から見たらどうでしょう。上部は円錐形、底部は四角ですから、丸と四角の組み合わせです。逆に裏から見れば四角(あるいは穴状になった上部の丸)になると思われます。

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つまり、観測する自分の位置が変われば、対象の認識が変わるのです。

先ほどの先生の例も同じですね。自分が生徒、子供から大人に変わる。すると、先生の見え方も変わるのです。

多角的観測のための自己の拡大

では本題である後付けの価値観に当てはめて考えて見ましょう。

「大人は会社に行くものだ」「労働の対価として賃金を得るべきだ」「男はこうあるべきだ」「女性はこうあるべきだ」……

変化を望む時にその妨げとなるそのような価値観。それを外す為には、まず自分の観測位置を見直すことが効果的です。

その位置とはどこか。今、社会という枠組みの中で見ているから、ならば社会に捉われなければ良いのか。そうではありません。社会の枠に囚われないという発想自体も、すでに後付けの価値観によって作られているのですから。

ならばどこに移動すれば良いのか? 実は移動する必要なんてありません。今の場所のままで良いのです。

三角コーンの話。横から見ると三角だったけれど、高い場所に移動すれば丸に見える。しかしこれは三角が丸に変わっただけで、一元的見え方というのは変わっていません。移動した先の見え方が今度は新たな価値観となってあなたを縛り付けるだけです。

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だから、あなたは今の場所のまま拡大すれば良いのです。

拡大した状態のあなたは、複数の可能性を同時に見ることができます。従来、常識的に否定されている可能性も含めてです。

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この自己の拡大こそ、物事を多角的に捉える数少ない方法なのです。はい、哲学ですね。難しいし、つまらないです。でも、知ることが必要な部分でもあります。

それでは「自己の拡大」のためには、何をすれば良いのか?

本を読み、多くの知識を取り入れる?

それはまったく正反対です!

知識を吸収して拡大するのは、あなた自身ではなく、あなたの後付けの価値観です。その価値観を手放すために自己を拡大するのですから、それでは本末転倒です。

もちろん知識を得ることは必要です。しかし、知識はあなたの後付けの価値観のエサでもあります。あなたは得た知識を正当に利用し、自ら体験することでその価値観を手放していかなくてはならないのです。

非常にややこしい! でも大丈夫、方法はちゃんとあります。今日はつまらない哲学的な話に終始してしまいましたが、次回は、この自己の拡大の方法を探っていきます。

もうしばらくおつきあいください。

 

 

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