これがあったら幸せは目の前! 引き寄せの吉兆

f:id:attracted:20170308190004j:plain

はじめに

何度か言及しています通り、引き寄せというやつはある日突然、目の前に、あるいはあなたの心に事実としてあらわれます。じわじわとやってくる訳ではありません。

そしてあなたが事実を確信した時にようやく、「あの時のアレも意味があったのか」と気づくわけです。まどろっこしいですね。

たとえば、雨が降ります。

あなたは傘を持っていなくて、ずぶ濡れになる。傘を買おうにも、コンビニも見当たらない。ああ、ついてないな。仕方なくあなたは、喫茶店に寄って雨宿りをする。ついでにサンドイッチも注文する。無愛想な店員が運んでくるサンドイッチ。値段が高い割に、全然おいしくない。まだ雨は止まない。むしろさっきよりも強くなっている。ぬるくてなんだか酸っぱいコーヒーを飲み干して、店を出る。こんな店に寄らずに、さっさと帰ってしまえばよかった。そう後悔しながら店を出たところで、古い友人とばったり再会した。そのまま飲みに行き、話が弾んだ。新しい仕事の話まで飛び出した。

というストーリーがあったらどうでしょう。

喫茶店を出るまではマイナスばかりだったのに、その後の再会があってみれば、雨に降られたことさえも、意味があったことだと気づくでしょう。

つまり、現在進行しているあらゆる事象は、もしかすると将来の成功の布石かもしれないのです。

願い続けるモチベーション

そうはいっても、結論が見えていないうちから、伏線を確認することはできません。そして、僕たちは、雨上がり目前かもしれないのに、引き寄せを諦めてしまうのです。100回目で当たることになっているクジを、99回引いただけでやめてしまうのです。

そんなのもったいないですよね。

だから続けるモチベーション、あと少しの時に願い続ける根拠が欲しい。

大丈夫です。

わかりにくいですが、サインはあります。個人的な経験則が中心ではありますが「こういうことがあったら、その後にうまくいったな」という事象を考えてみました。

引き寄せの吉兆

体の痒み

これはアファメーションなどで深い部分の意識が変わりつつある時に、非常に多い現象です。虫刺されとか、不潔とかではありませんよ。

いつもと同じ生活をしているのに、とくに寝入りばなに無性に体が痒くなる。多くの場合、それから数日以内に、なにがしかのポジティブな変化が起こります。

シンクロニシティの増加

そこになんらかの意味が見いだせる偶然、それがシンクロニシティでした。詳しくは下記などご参照ください。

そんなシンクロニシティが印象に残ることが増えたら、それは吉兆です。

時計をみたら誕生日の数字だった。食べたかった料理が夕飯の食卓に並んだ。買い物した金額がゾロ目だった。小さなことであっても、それは深層心理からのサイン。その偶然に意識を向けることが、さらなる引き寄せに繋がります。

出会い、再会、連絡

これはもう明確なサインですね。思わぬ場所で、思わぬ人とばったり会う。それは人生が広がりつつあることをはっきりと示しています。その出会い自体が引き寄せの現実化とさえ言えるでしょう。

この出会いや再会(あるいは予想外の人からの電話や手紙)は、そこがゴールではありません。この事実の後には、さらなる良いことがやってくることが多々あるのです。

これはきっとご自身の経験を思い返してみても、納得できるはず。

それはその出会いによって、あなたの思考が良い方向に動き始めたことも一因です。そして、大きな幸運を呼び寄せているという中間報告のご褒美でもあるのです。

 

引き寄せの吉兆、考えてみればもう少しありそうなので、次回に続きます。

 

 

 

*****

ランキング参加中

お役にたったら↓クリックお願いします。(別ウィンドウで立ち上がります)

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 引き寄せの法則へ

 

 

自信をつけるための即効性あるアプローチ

f:id:attracted:20170418164127j:plain

はじめに

間が空いてしまってすみません。長めの連休で旅行に行っておりました。考えてみると会社に居た頃はこんな長い休みってなかなか取れませんでした。

学生時代は、時間があってお金がない。

会社に入ると、お金があって時間がない。

退職すると、ようやくお金がそこそこ、時間がそこそこ。

人生ってなんなんだろう、って思っちゃいますよね。だから、やっぱり「思考は現実化する」を信じて、実践して、自分のやりたいことができる人生にしちゃいましょう。たぶんそれが、あなたが奇跡のような確率でこの世に誕生した理由なのですから。

自信を持つことが引き寄せの鍵

という感じでお茶を濁したところで、本日のテーマ。自信を持つことが引き寄せの近道ですよって話でした。それがなぜかは、前回の記事を参考にしてください。

今日は、具体的な自信の持ち方について。 

自信を持つことが、そのままあなたの魅力に繋がる。これはすんなりと理解できるところでしょう。

では、その自信はどのように持てば良いのか。自信というのは心の在り方ですから、つまり思考です。そして思考を変えるというのは引き寄せの最終テーマでもあります。

引き寄せのために自信が必要なのに、自信を持つために引き寄せが必要。これではタマゴとニワトリの話ですよね。

見た目と心は一致したがる

しかし心配はいりません。もっと物理的な、即効性のある方法があります。「地位が人を作る」という言葉からもわかる通り、人の内面と外見は一致する方向に動くのです。つまり心を変えて見た目が変わるなら、見た目を変えれば心も変わるということ。

ならば変えていきましょう、外見を。

ところで他人に対するあなたの印象を決定づけている最も大切な要素って、なんだと思いますか?

目? 鼻筋? 肌? 髪型? 服装?

全部違います。他人があなたを判断する第一にして最大の要素、それは姿勢です。

これは男性でも女性でも同じ。背筋が伸びて堂々としている人は、かっこ良く、美しく、頼りがいある人間だと思われるのです。

ちょっと思い出してみてください。

あなたの人生で出会った、自信に満ちた人、リーダーシップのある人、同性からも異性からも好かれる人。

二重の人も一重の人もいたでしょう。鼻の高い人も、低い人も。背の高い人も低い人も、太った人も痩せた人も、ショートカットもロン毛も。しかし、そのなかに猫背でうつむきがちな人だけはいなかったはずです。

自信があるから姿勢が良いのか、姿勢が良いから自信があるのか。そんなことは、どちらでも構いません。大事なことは「姿勢が良いこと」と「自信があること」がイコールで結ばれていることです。つまり姿勢を良くすれば、心の内側から自信が湧いてくるのです。

自信をつけるのに良い姿勢とは

じゃあ、良い姿勢とは何か。こと自信に関しては、これには明確な答えがあります。エンペラー・スタイルです。

ポイントは2つ。

まず、盆の窪の少し上・肩・腰・踵が壁につくように立ちます。腰と壁の間に拳が入るようでしたら、それは反り腰の可能性があるので、お腹を引きます。

f:id:attracted:20170512190940p:plain

 

ちなみに盆の窪は後頭部と首の境目の窪んだ部分です。そこが壁につくためには、当然、顎をある程度引く必要がありますね。

 

f:id:attracted:20170512190952p:plain

これが基本の姿勢です。

歩くときは男性は両足を肩幅に、女性は膝の内側が触れるか触れないかくらい。

手は自然に振り、歩幅を大きく、歩数を少なくすることで、速度自体は変わらないように調整してみてください。

どうでしょうか?

自分で「ちょっと不自然だな」「やりすぎだな」って思いますよね。それでいいのです。自分でやりすぎだ、姿勢良すぎだと思うくらいが、傍から見た良い姿勢です。

やっているうちにだんだん慣れてきます。慣れてきたらこっちのものです。いつの間にかあなたの内面は自信が付き、人からの見られ方も変わってきているはず。

そうしたら引き寄せも、以前以上の速度で実現しはじめます。これは本当に、間違いない事実です。

というわけでエンペラー・スタイル。クセになるまで、意識してやってみてください。とりあえず、1ヶ月。それで何かが変わり始めます。

 

 

 

*****

ランキング参加中

お役にたったら↓クリックお願いします。(別ウィンドウで立ち上がります)

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 引き寄せの法則へ

 

 

引き寄せにおける自信の必要性

f:id:attracted:20170131193239j:plain

はじめに

寄り道してしまいまいたが、今回からは「自信」について。まずはなぜ引き寄せに「自信」が必要なのか、その構造について考えてみましょう。

前提条件

そもそも引き寄せとは、

  1. 頭で願う
  2. 深層意識に届く
  3. 集合的無意識から似た思考が届く
  4. 思考が拡大し物理的に引き寄せられる

という流れでした。

このへんは何度もお伝えしているところですので、お時間ありましたら下記の記事などを御覧ください。

attracted.hatenablog.jp

さて、それで①の「頭で願う」を②の深層意識に届ける手段として、「すでに得た気分になる」というアプローチがあるのでした。

ただこのへんは皆様、いろいろな方法(瞑想、イメージング、アファメーション……etc)を使って実践されていることだと思います。

もちろん、上記の方法でも思考は現実となります。願望は実現します。しかし、それだけでは時間がかかってしまう可能性があります。これも以前にお伝えした通り、時間をかけると疑いが入り込む余地が生まれるからです。たとえ目の前まで願望実現がやってきていても、それは実現するまで目に見えないのです。そうならないために、つまり可及的速やかに願望を実現するために、今回の「自信」が必要となるのです。

自信が必要な理由

「自愛」というとなんだか宗教っぽい響きになってしまいますが、言わんとすることは同じです。自らを愛す、あるいは自らを信じる。それが願望実現への近道です。

それは、こんな流れ。

つまり、頭で願って深層意識に届ける際に、自信がなければうまく伝わりません。考えてみれば簡単な話です。だって「楽してお金儲けたい!」と頭で考えても、心のどこかに「取り柄のない私にそんなことできるわけない」と思っていたら、深層意識に染み込みませんから。

「楽してお金儲けたい」に対し、「そうだよ、私はその価値がある人間なんだよ」と肯定できる心があることが、スムーズな引き寄せに繋がるというわけです。その肯定できる心が自信です。

あるいは人間関係だったら、もっと即物的です。つまり「自信があること」そのものが、あなたの人間的価値を高めるのです。男女関係なく、自信がある人って魅力的ですよね。

そんなわけで自信。エイブラハムの「引き寄せの法則」でいうところの「許容し、可能にする術」という点がこの自信により成り立っているのです。

近日中にエイブラハムの要点もお伝えしようと思いますが、まずはこの「自信」の必要性について、心に留めておいてください。

次回は、実際の自信の持ち方について考えてみます。

 

 

*****

ランキング参加中

お役にたったら↓クリックお願いします。(別ウィンドウで立ち上がります)

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 引き寄せの法則へ

 

 

量子論のパイロット解釈

f:id:attracted:20170322224314j:plain

パイロット解釈

はい、皆さんの「興味ねぇよ」という感じをひしひしと感じながら、パイロット解釈の続きです。

一粒の量子を発射したにも関わらず、2つの溝(スリット)を同時に通過したとしか思えない結果となった「二重スリット実験」。

その結果を受けて「量子は観測しているときは粒であり、観測していないときは複数の可能性が重なりあった波の状態である」との解釈が生まれました。これが現在主流となっている「コペンハーゲン解釈」です。

【参考】

しかしこの超物理的な解釈が「感覚的に受け入れがたい」との思いは、科学者だって同じです。

そんなときに提唱されたのがこのパイロット解釈。物理学者デヴィッド=ボームが、ルイ=ド・ブロイの説をベースに発展させたことから「ド・ブロイ=ボーム解釈」とも呼ばれています。

複雑でわかりにくい理論ではありますが、ざっくりいうと以下の通り。

すなわち量子はあくまでも粒の状態であり、単体で干渉縞を描くのは量子が進むより先に道筋となる波が出されているから。この波を「パイロット波」と呼びましょう。

f:id:attracted:20170502200335p:plain

まず量子を発射すると

f:id:attracted:20170502200357p:plain

道筋となるパイロット波が出るよ。パイロット波は見えないけど波だから、干渉縞ができるよ。

f:id:attracted:20170502200429p:plain

発射された量子はその波に乗って進むから、結果が積み重なればやがて干渉縞ができるよ。

という感じ。

 

パイロット解釈の欠点

「重なり合わせ!」とか無茶苦茶言うコペンハーゲン解釈に比べ、古典物理学に則った実在論で説明できることから、このパイロット解釈は、当時は多くの科学者に歓迎されたようです。

しかし残念ながら、その栄華もひとときのこと。やがて失速し、物理界で忘れ去られていくこととなります。

その理由のひとつはパイロット波って何よ?」ということ。つまり、こういう存在を仮定すれば説明はできる、というだけで、その証明には至らなかったのです。

また、方程式が複雑になるわりに、確定する量子の座標がシュレーディンガーの提唱する波動方程式と変わらないこともマイナスだったようです。同じ答えが出るなら、遠回りより近道の方が良いですよね。

さらにもうひとつの問題、つまり「観測下と非観測下の結果の違い」に対しても、パイロット解釈は説明しきれませんでした。

目の前に確かな実験結果が示されているわけですから、いかに信じがたい解釈であろうと、それを受け入れるほかなかったのです。

そんなわけでパイロット解釈は、一度は表舞台から遠ざかりました。

パイロット波の可視化

流れが変わったのはそれから半世紀近く経過した2005年のことでした。

フランスの大学のチームが、なんとパイロット波の可視化に成功してしまったのです。

実験はこんな感じ。すなわち細かく振動させた水の上に、非水溶性のシリコンオイルを一滴垂らします。垂らしたシリコンは、水面からバウンドするような動きを見せました。このへんは理解の範疇です。水と合わせて揺れる水面近くの空気がクッションとなり、沈むよりも先にシリコンを弾き返したのでしょう。

f:id:attracted:20170502202709p:plain

f:id:attracted:20170502202946p:plain

ここまでは良いのです。しかし、シリコンの観察を続けると、今度は曲線を描いて動き出したのです。水面は水平であり、外部からエネルギーは加わっていません。しかし、何らかの規則性を持って、水面の波紋に導かれるように、確かにシリコンは動いています。

やがてこの実験を受けたMITのチームは、この波紋こそが、パイロット波と同一と考えます。ではどうやって同一だと証明するのか。

そうです。ここでもう一度、「二重スリット実験」です。

振動する水面に落としたシリコンを使った、二重スリット実験。その結果は、見事に干渉縞が生まれました。ミクロの世界の話だった量子論が、人間の肉眼で見える世界で再現されたのです。

もちろん、これはただ干渉縞が生まれただけで、量子論がマクロに当てはまるというわけではありません。量子におけるパイロット波の存在が証明されたわけでもありません。

しかし、ミクロとマクロの類似性は、「ミクロは異世界」と考えてしまいがちな量子論の思考を、新たな段階に引き上げたように思えます。つまり、ミクロの延長線上に、僕達の見える世界があるということ。

量子論だから認められた不可思議な現象もまた、物質世界に何らかの影響を与えているのかもしれません。

 

 

*****

ランキング参加中

お役にたったら↓クリックお願いします。(別ウィンドウで立ち上がります)

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 引き寄せの法則へ

 

 

 

[実践報告]倍速アファメーション1000回の効果

はじめに

自ら試してその経過と結果をお伝えする実践報告のコーナー。

現在時間は4月1日21時。記事の公開予定日は4月30日20時。

前回と同様、リアルタイムで所感や経過を書き足しながら、1ヶ月後に結論とともにアップしようと思います。

さて、今月の実践内容は以下の通り。ただし、3月の「魔法の言葉連呼」も一定の効果が認められたため、併用していきたいと思います。併用はよくないよ、とさんざん言っておきながらの所業、返す言葉もございません。メソッドの効果をお伝えするためと思って大目に見てください。

実践内容

[実践メソッド]

1日1000回 倍速アファメーション

[実践方法]

iPhoneの無料アプリ「PCM録音」に、自分でアファメーション音声を録音、倍速再生で最低1時間で聞く。

アファメーションのワードは、さまざまな金言を参考にして「私はツイてる。何故か勝手にどんどんお金が入ってくる。願いも全部叶った。ありがとう」というトッピング全部盛りくらいの豪華な内容。

上記のワードが7秒くらいなので、倍速再生で1回3.5秒。60分で1020回繰り返されることになります。この数で勝負のアファメーションで、「そんなわけない」というエゴを根負けさせてしまうのが目的です。

参考にさせて頂いたのは「アファメーションクラブ」様。

前回ほど日々の報告はないと思いますが、これはという変化があり次第、書き足していこうと思います。

経過と所感

4月3日

なんだか利いてる気がする。気分が高揚する

4月5日

聞くと気分が良いので、イヤホンで就寝中も聞いてみることにする

4月6日

アファの内容ががっつり夢に出てきた。詳細は覚えてない。けど前向きな良い夢だった。ゾロ目見るのがかなり多い気がする。カラーバスってる。

4月7日

引き続き就寝中も聞く。寝てても邪魔にならないように録音とりなおし。ワードも少し入れ替え。寝てるとき、体が痒い。

4月10日

引き続き就寝中に体が痒くなる。録音アファ以外は生活変えてないのに。

4月11日

BIG当選。6等だけど。

4月12日

かゆ……うま

4月13日

接骨院の先生と談義。好転反応というやつは心理的な好転時も起きるみたい。痒さは好転反応?

4月15日

商店街の桜開花予想抽選で当選。商品券3000円分届いた

4月17日

レストランのシェフから、引き寄せの話を聞く。ゾロ目は相変わらず多い。

4月18日

知人の紹介で財界の方にお会いした。今後に生きる良い出会い

4月19日

著名な醸造家の方とお会いする。なによりも高みを目指す意志が大切とのお言葉。

4月20日

某バラエティ番組に、どこかで見た顔を発見。昔のバイト先の知り合いだった。それを契機に数年ぶりに昔のバイト仲間に連絡。近々飲みに行くことに。

4月24日

連続で大きな仕事の依頼。かなり順調

4月26日

憧れの人物にお会いする。夢みたい。しかも一緒にお酒を飲むことに。著作にサインも頂いた。 すごい。

 

結論

いわゆるメソッドというもののなかでは、もっとも効果が実感できました。もう引き寄せはこれだけでも良いんじゃないか、というくらい。

実践も楽ですし、現実的な効果の前に心理的に良い兆候が生まれていることが数日で実感できます。

ただしアファ内容はあまり変化しないと耳を素通りしてしまいそうな気がするので、定期的にアップデートするのが良いかもしれません。とくに後半追加していた、「私には価値がある」「だからお金が入ってくるのは当たり前」という感じの「自己肯定系アファ」が、とりわけ心に染みてくる気がしました。

文句なしにおすすめです。

強いて言えば先月の「魔法の言葉連呼」が人との出会いや再開に繋がったことに対し、こちらは心理的高揚およびより即物的な引き寄せに繋がっていたと思います。

コツやポイントなどは、いずれまとめようと思います。

 

追記 録音アファのポイント

www.hikiyose.tokyo

www.hikiyose.tokyo

 

*****

ランキング参加中

お役にたったら↓クリックお願いします。(別ウィンドウで立ち上がります)

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 引き寄せの法則へ

 

 

 

二重スリット実験

f:id:attracted:20170428182616j:plain

はじめに

教育TVのモーガン・フリーマン 時空を越えて」という番組、ご存知でしょうか? めちゃシブおじいさんことモーガン・フリーマンがナビゲーターを務め、先端科学や哲学の領域をご紹介するドキュメンタリーで、割とモーガン・フリーマンの無駄遣いという感じを押し出しつつ、研究者のインタビューや再現CGなどがばんばん出てきます。

昨日(2016年4月27日)は「宇宙を支配する法則は何か?」と題して、量子力学の先端研究について紹介していました。そのなかで、もっとも興味を引いたのは、MITのバウンシングドロップと量子論の類似性、そしてパイロット波の可視化という話。

というわけで本日は予定を変更して、量子論パイロット解釈について考えてみようと思います。

二重スリット実験

以前の量子論のお話のときにサラッと言葉だけ出てきたかもしれない「二重スリット実験」。科学誌の読者投票で「もっとも美しい実験」に選ばれるなど、手法はシンプルでありながら、結果は劇的な様相を呈します。

実験自体は古くからある思考実験(実際には行わず、頭のなかだけで行う実験)でしたが、20世紀入り技術が進歩したことで複数の研究施設が実際に行いました。

有名なのでご存知の方も多いかもしれませんが、量子論の真髄、根幹とも言えるこの実験。実際に行ってみると、非常に明確な結果を生み出しました。

なお、それだけ重要なのになぜ深くご紹介しなかったかといえば、図版作りがとても面倒くさかったからです。もう本当に。でもやりました。いつものざっくり図解です。

というわけで実験内容を見てみましょう。

まず一枚の衝立に2つの切れ目(スリット)を入れます。

f:id:attracted:20170428184501p:plain

さて、この衝立を壁の前に置いて正面からスプレー塗料を噴射したらどうなるでしょうか?

f:id:attracted:20170428184621p:plain

スプレー塗料を拡大するとインクの粒ですから、一部は衝立に遮られ、スリット部分に当たる粒のみが通り抜けて、壁に到達しますね。

上から見るとこんな感じでしょう。

f:id:attracted:20170428184757p:plain

ならば、壁にはどんな模様が浮き上がるか? これも考えるまでもありません。スリットの形をなぞった模様が浮かび上がるはずです。マスキングの効果ですね。

f:id:attracted:20170428184902p:plain

壁に浮き出る模様は、スリットの形。ここまでは何の不思議もありません。

 

では今度は、衝立を水に浸けて、波を立ててみましょう。今度はどうなるでしょうか?

f:id:attracted:20170428185320j:plain

波という現象は左右両方のスリットを通り抜け、衝立の反対側に進みます。

f:id:attracted:20170428185420j:plain

さて、ここで注意しなくてはいけないのは、衝立の反対で波の発生源が2つになっていることです。

2方向から生まれる水面の波。ぶつかり合うとどうなるでしょうか?

f:id:attracted:20170428185545j:plain

この丸で囲んだ部分です。波の山(盛り上がっている部分)同士がぶつかるとエネルギーが合わさってさらに大きな山になります。逆に波の谷(へこんでいる部分)同士がぶつかるとより深い谷になります。いたってシンプルな物理法則です。

すると、壁に到達した第一波の波は、このような形になります。

f:id:attracted:20170428190437p:plain

これを平面的な波ではなく、高さも含めて考えてみましょう。二次元的ではない「波」をスリットにぶつけてみるのです。

しかし結果は同様です。波が互いに干渉しあい、より強い部分と弱い部分に分かれるのです。

f:id:attracted:20170428191745p:plain

これを「干渉縞」といいます。干渉縞は光でも発生するため、比較的簡単に効果を目視できますね。

さて、ここからが本題です。

非常に小さな粒である「電子」を一粒ずつ発射できる銃を用意します。これは本当にあります。で、この銃で一発ずつ衝立に向けて「電子」を発射していくのです。

f:id:attracted:20170428192046p:plain

次々に、どんどん電子を打ち出していきましょう。50000粒くらい打ってみましょうか。さて、壁にはどんな結果が表れているでしょうか。

粒が衝立に向かって飛ぶのですから、スプレー缶と同じようなマスキングの模様でしょうね。

f:id:attracted:20170428193004p:plain

きっとこんな感じになるはずです。

しかし結果を見た研究者は目を疑いました。実際に壁に浮かび上がったのは、こんな模様だったのです。

f:id:attracted:20170428193118p:plain

あきらかに規則性のある「干渉縞」。しかし銃からは粒を一つずつ打ち出しているのです。一粒の電子は、いったい何に干渉されているのでしょうか? その答えはわかりません。

実験は次のタームに進みます。

粒の状態の電子を打ち出し、そして粒の状態で壁に着弾しているからには、右か左のどちらかのスリットを通り抜けているはず。ならば、どっちのスリットを通ったかカメラで監視してみよう。

f:id:attracted:20170428193412p:plain

スリットの横に監視カメラを設置して、再び電子銃から「電子」を打ち出しました。さあ、これでどんな状態でひとつの粒が干渉しあっているのかわかる! しかし、壁に目を向けてみると、そこに顕れた模様は……

f:id:attracted:20170428193004p:plain

は?

って言ったかはわかりませんが、結果は驚くべきものでした。

2つの実験の違いは、カメラを設置したか、していないか、だけ。言葉を変えれば、観察しているか、していないか。その違いだけで、結果が明確に変わったのです。

つまり観察すること自体が、実験に影響を及ぼしているのです。

観察していないとき↓

f:id:attracted:20170428194806p:plain

観測しているとき↓

f:id:attracted:20170428194935p:plain

再現可能な実験結果があれば、それがどんなに信じがたいことであっても科学です。

そして実験結果を逆算して解釈するのです。いかに印象的に受け入れがたくとも。

実験は示します。

  1. 非観測下の電子は波の性質を示す
  2. 観測下の電子は粒の性質を示す
  3. 観測の有無により実験結果は変化する

これは変えられない結果。ならば解釈するしかない。つまり「電子は観測しているときは粒で、していないときは波である」と。これが量子論の主流であるコペンハーゲン解釈ですね。

パイロット解釈までたどり着きませんでした。

続きは次回。

 

 

*****

ランキング参加中

お役にたったら↓クリックお願いします。(別ウィンドウで立ち上がります)

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 引き寄せの法則へ

 

 

引き寄せがうまくいかない理由05

f:id:attracted:20170421171330j:plain

はじめに

お送りしております願望が実現しない理由シリーズ。第5回目の今回は「やり方は何も間違っていないけど、願いが弱いのではないか」という原因です。さっそく考えていきましょう。

 

理由05「叶えるという意志が弱い」

意思により願望を叶えることは、現実を変えることと言い換えることができます。そしていろいろな方のお話を聞いてきた印象として、年齢が若ければ若いほど現実を変えることが簡単なようです。

考えてみれば当然です。私たちを縛り付けている後付けの価値観は、人生のあらゆるもの、こと、情報によって構成されています。ということは、長い時間を過ごせば過ごすほど、人生の固定観念は凝り固まってしまうのです。

これは川の流れに似ています。川の流れの強さは、自分が「人生はこういうものだ」と決めつけてしまった観念、価値観です。「普通に働いて生きる」「嫌な仕事もやらなくてはならない」「宝くじは当たらない」「理想の出会いなどない」「人生には妥協が必要」そんな無意味な固定観念が、急な流れとなってあなたを観念通りの方向へ押し流そうとするのです。

年を取る毎に時間が短く感じるのは、気のせいではありません。あなたは観念に流されているから、いろいろなチャンスを素通りしてしまいます。結果、心に刻まれる情報が少なくなり、心象的な時間が短くなるのです。

子どもの頃は一日が長かったですね。夏休みなんて、いくらでも遊べましたね。これは固定観念が少ないから、人生を決められた方向に押し流そうとする流れが弱いため。ちょっと岸辺に寄り道したり、別の支流に向かったりだって簡単でした。

f:id:attracted:20170421171626p:plain

いまはどうでしょう? 岸辺にちょっと興味を引くものを見つけました。たとえばいつもの電車の窓から、バレエ教室の看板が見えました。最近体を動かしてないから、ちょっと行ってみようかな。しかしそこに対する否定の言葉が即座に浮かんできます。「俺/私なんかが行って良いのだろうか」「変な目で見られないか」「まったくの未経験だから無理じゃないか」「月謝は高いのじゃないか」「定期的に通うことなんかできるだろうか」いつの間にかあなたは元の生活に戻り、やがてバレエ教室のことは忘れてしまいます。

f:id:attracted:20170421171641p:plain

そんな物理的な事象を観念的な話に落とし込んだのが、今回の引き寄せがうまくいかない理由です。つまり、瞬間的に強く願っていても、やがて日常の流れに押し負けて、いつもの毎日に戻ってしまうのです。

 

対処05「モチベーションをキープする」

こればかりは、実行する方の強い決意が必要となります。一昨日ご紹介した小さな成功体験の積み重ねなどにより、モチベーションを維持することが必要です。

しかし、少しだけ視点を変えてみればモチベーションを維持する時間を短縮することが可能です。

引き続き川の例で考えてみましょう。

とくに大人の場合は、日常の流れが急なため一時的に引き寄せ熱が高まっても、やがて毎日の流れに押し流されて元の日常に戻ってしまう。確かにジリジリと目標に近づくためには、強い願いをキープする必要がありそうです。

ならば、泳ぎの方を上達させればどうでしょう。一時的に高まる引き寄せ熱。繰り返される日常の奔流であろうと、その一時の熱量で到達できれば万事解決です。

引き寄せにおいて、コツや上達というのはあまりふさわしい言葉ではありませんが、繰り返し願望を実現する人と、なかなか実現しない人がいるのは事実です。その引き寄せ達人に共通する“泳ぎ方”を真似して、日常に流されるより先に達成すれば良いのです。

その“泳ぎ方”とは、自分自身への信頼、つまり「自信」です。

長くなりましたので今回はこのへんで。

次回は、その自信と引き寄せについて掘り下げてみます。

 

 

*****

ランキング参加中

お役にたったら↓クリックお願いします。(別ウィンドウで立ち上がります)

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 引き寄せの法則へ