録音アファのポイント 内面編

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はじめに

かなり効果を実感できた超おすすめの「1日1000回録音アファメーション」。前回は技術的な部分をお話しました。今回はもう少し踏み込んだ内容的な部分について。

ただし、これは個人差がとてもあると思います。よって、あくまでご参考程度に考えてください。自分が聞いていて気持ち良いかどうか。本当に重視すべきは、その1点です。

アファメーションのタイミングと受け取るスタンス

前回もお話しましたが、録音ですから声に出すよりは時と場所を選ばないのが録音アファの魅力でしょう。そのなかでもとりわけ、就寝中に聞くというのが大きかった気がします。

アファの目的はそもそも、言葉を深層意識に届けること。そのときに障害になるのが既成概念や常識というエゴの部分です。よって、その障害がもっとも手薄になるであろう就寝中は、効果が大きいというわけです。

そして、就寝中に効果が大きいということはつまり、しっかりと聞く必要がないということになります。よく「右から左へ素通りする」なんて言いますが、右耳と左耳の間には脳があるわけです。そこを何度も何度も通り抜ける言葉、脳に刻み込まれないわけがありません。

よって、一生懸命聞く必要はないのです。ただ漫然と流しているだけでOKです。普段は。

しかし、普段は漫然と聞き流していてOKですが、たとえば部屋で一人になったとき、あるいは車の運転中。もしも声を出しても大丈夫な状況があったら、聞きつつ、同じ言葉を声にも出してみてください。きっとびっくりするはずです。

すでに何度も何度も聞いた言葉ですから、フレーズを覚えているのは当然です。自分自身の声なのですから、録音した音声とぴったりと揃うように発声することもできるでしょう。そうして、耳と喉の両方から入るアファメーション、やってみると想像以上に心に染み込むことが実感できるはずです。というわけで、おすすめ手順は以下の通り。

  1. 録音したアファを繰り返し聞く。聞く努力は不要。ただ聞き流してOK
  2. 就寝中も聞いてみる。ただし睡眠が浅くなる場合は中止
  3. 繰り返し聞いて、その音が流れているのが当たり前という状況まで持ち込む
  4. 音声に合わせて、同じフレーズを声に出してみる

だまされたと思ってぜひとも実行してみてください。深層意識に何かを刷り込むことが思いの外簡単だと気づくことでしょう。

アファメーションワードについて

一人称と口語の問題

当初、他のサイトを参考にして録音アファをはじめたため、一人称を「私」にしていました。しかしすぐに違和感に気づきます。普段「私」と言わないので、自分のことと思えなかったのです。

そこで普段の一人称である「俺」にしてみました。「俺はすべてにおいてうまくいっています」という感じ。これはまあまあ良かったのですが、自分の声で自分に向けて話しているのに「です・ます」とかしこまっているのも変だな、と心変わり。

で、次は「俺は全部うまくいってる」という感じにしてみました。こんな感じで違和感を覚えるごとに、次々に録り直すことが大切です。

で、結論としてどうなったかというと、名前(フルネーム)にしてみました

順を追って考えてみましょう。

  1. (録音の)声を出しているのは、あなたです。聞いているのも、あなたです。でも聞いているのはあなたですが、本当に聞かせたいのはあなたの深層意識ですよね。だから分けて考えます。
  2. (録音の)声を出しているのは、あなたの表層意識、つまりエゴ(A)です。聞いているのは、あなたの深層意識(B)です。
  3. (A)が「私/俺」といっても、それは(A)のことで、(B)ではありません。しかし名前ならどうでしょう。
  4. 一般的にあなたを名前で呼ぶのは、第三者ですね。小さな子どもが自分を名前で呼ぶのは、第三者と自分の区別、つまり自我の発達が完了していないからです。
  5. ならばあなたを名前で呼ぶ(A)は、客観的にあなた(B)にアファワードを送るのです。
  6. しかし声は確かにあなた自身です。録音した記憶もあります。つまり名前でアファをすることにより、自分自身であり、第三者でもあるという二重の力によって、あなた(B)の意識に言葉を刷り込んでくれるというわけです。

というわけで、アファメーションにおいては名前がおすすめ。ただし個人差があるので、ご自身の判断でどうぞ。

強調語について

先程、漫然と聞き流してOKと言いましたが、漫然としたなかにもフックとなる言葉があると、無意識であっても脳に刻み込まれやすいはず。記憶の網に引っかかりやすい、尖った言葉。それが強調語です。

そこで、あなたのアファメーションワードに、口語でいくという前提で、

「本当に」「すごい」「まじで」「めちゃくちゃ」

という言葉を適宜入れ込んでみてください。それも録音のときに、わりと力を入れるように。

「◯山△夫は、すっっっごい運がいい」

「◇川☓子は、めっっっっちゃくちゃツイてる」

という感じです。上記のようなワードが入ると、無意識に聞き流していても脳に印象が刻まれやすいと思います。

具体的な数字

たとえば「毎月100万円」のような具体的な数字。これはさらに個人差があり、効果も一長一短です。

長所は、イメージが浮かびやすいということ。具体的な数字があれば、無意識の方もより明確なイメージが浮かぶはずです。

短所は、叶わないという思いが浮かびやすいこと。イメージが明確になるがゆえに、「100万円」がなかなか手に入らないことが不信感に繋がり兼ねないのです。

しかし、それであっても、個人的には具体的な数字は入れたほうが良いと思います。手に入らないことへの不信感は、どのような方法であっても同じ。それは、いま叶いつつある、近づきつつある、と理解するほかありません。

それよりも明確なイメージがある方が、やはり引き寄せには効果が高いはずです。デメリットはありますが、それ以上のメリットがあるという感じですね。

個人的経験になりますが。

「王様のブランチ」というTV番組で、賃貸マンションを紹介して、その家賃を当てるというコーナーがあります。

具体的な数字を入れ込んで録音アファをはじめてから2週間ほど、この番組を見ていまして、出てきた家賃がたしか「45万円」とかだったかな。

スタジオの皆さんは「高い!」と言っていて、確かに考えれば高いのですが、答えの「45万円」が出た瞬間、僕はまず「安い」という気持ちが浮かびました。もちろん別に自分の経済状況が劇的に向上してるというわけではないですよ。ただ、脳の理解として「高額」と導き出される前に、深層意識から「45万円は安い」という信号が出たことは、かなり深い部分にまでアファメーションが浸透したことの証明ではないかな、と思うのです。

そしてきっとこれが、本当に45万円が安いと思える成功への第一歩なのです。

 

 

 

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